2021年6月17日
アルメニアの首都エレバンで行われた第17回「ハチャトゥリャン国際コンクール」(今年は指揮部門)で、出口大地が優勝した。指揮部門での日本人の受賞は今回が初めて(2012年に田部絢子がヴァイオリン部門で優勝)。
同コンクールは、20世紀の偉大な作曲家であるアラム・ハチャトゥリャンの生誕100周年にちなんで、2003年に始まった国際コンクールで、毎年、約20か国から若手音楽家が参加している(指揮のほか、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの3部門がある)。
出口大地は、1989年大阪生まれ。 関西学院大学法学部卒業後、東京音楽大学作曲指揮専攻を経て、現在は、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン指揮科修士課程に在籍。